コクヨロジテムは6月6日、同社が展開する17拠点の物流センターで、5月にバース管理システム(モノフルのトラック簿)を導入したと発表した。
同社では、2024年問題を乗り切るために、ドライバーの負担を軽減するだけでなくドライバーと発着側の倉庫作業員の双方にとって働きやすい環境を整備していくことを目標にしている。
バース管理システムについて、以前から一部の物流センターで導入していたが、十分に機能を使えていないケースや、紙で管理している物流センターでは分単位での時間を管理できていないケースもあったことから、このたび全社的にバース管理システムを導入し、アナログな管理を廃止することで、同じ基準で漏れなく正確に時間を把握できるようにした。
今後は時間の正確な把握だけでなく、他の施策と掛け合わせることでより効果が最大化する方法を探っていくとしている。
<バース管理システムでは、端末でトラックの接車バースや接車時間を一元で予約・記録・見える化できる>
コクヨロジテム/フォークリフトの遠隔操作・自動運転技術開発へ実証実験