日本パレットレンタル(以下、JPR)は6月19日、同社が提供する共同輸送マッチングサービス「TranOpt(トランオプト)」と、同サービスの利用企業間の対話の場、「共同輸送コミュニティ」を通じて共同輸送が成立した事例をTranOptホームページで公開したと発表した。
<ITとリアルな対話の組み合わせによって共同輸送を実現>
JPRが提供するTranOptは、共同輸送を行う相手企業をAIによってマッチングする独自のサービス。往路・復路の組み合わせだけでなく、3つの経路を結ぶマッチングや同一経路で混載を行う相手を探すマッチングなどの機能を実装している。
<TranOpt概要>
「共同輸送コミュニティ」は、TranOptの利用者に、リアルな対話の場を提供することによって共同輸送の成立を促進する試み。ホームぺージでは、TranOptを介してスタートした共同輸送の実例が、インタビュー形式で紹介されている。
「2024年問題」を前に、共同輸送の必要性が認識されているが、共同輸送を実現するための具体的かつ現実的な方法に関する情報が不足している。JPRは多くの物流関係者に実際の成功事例に触れてもらうことで、TranOptの利用と共同輸送コミュニティの輪がさらに広がり、共同輸送の更なる進展につながることを期待している。