NX欧州は6月21日、ルフトハンザ・カーゴと航空貨物輸送時の持続可能な航空燃料(SAF)使用に関する契約を、同月20日に締結したと発表した。
環境に優しい航空燃料の使用により、NXグループは1年間で約3150トンの排出削減を実現することができる。さらに、SAFの製造および供給時に発生するCO2、いわゆるWell-to-Tank排出に対して認定された気候保護プロジェクトへの貢献も含まれている。
ルフトハンザ・カーゴは、2022年の売上高46億ユーロと、2022年の輸送量72億トンkmを誇るルフトハンザ・カーゴは、航空貨物輸送の世界的なリーディングカンパニーの一つ。
NXグループは、気候変動への対応として 2030年までに 2013年比でグループ全体のCO2自社排出量(SCOPE1、2)の50%削減、さらに2050年までにカーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目標として掲げている。
同社グループは、今後も長期的視野に立ったサステナビリティ経営を実践し、事業を通じて気候変動対策に取り組むことで、人々のより良い暮らしと持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。
日本郵船ほか/常温昇圧(EP)方式のCO2液化・貯蔵プロセス実証実験