AnyMind Group（エニーマインドグループ）は6月30日、同社の海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」が、日本郵便が提供する国際郵便サービスに対応し、EMSや国際eパケットなどの主要なサービスの送り状の発行を自動化する新機能を提供開始すると発表した。
＜送り状の発行を自動化する新機能を提供＞
国際郵便サービスは、日本から世界各地への郵便物を運ぶ際に広く活用される主要な配送サービス。新機能の提供開始により、ブランド企業やEC事業者は、AnyLogiと自社ECサイトやECモールとのAPIを連携を行うことで、手軽に送り状、税関届出書、インボイスなどの必要な書類を発行することが可能となる。
日本からの越境ECにおいては、配送手段に関して、配送会社ごとに送り状の書き方が異なることが課題となっていた。また、多くのブランド企業やEC事業者にとって、商品を効率的かつコストを抑えて顧客に届けることが重要だが、多様な配送方法があるため、最適な配送プランを見つけることが難しいのが現状だ。
そこで同社は、越境EC領域の支援機能強化の一環として同機能を提供する。これにより、効率的な配送プランが選択しやすくなり、送り状やインボイスの発行も容易になるという。
AnyLogiは、EC事業者を支援する海外配送自動化プラットフォーム。国内外のECカートや配送サービスと自動的に連携できるだけでなく、ECサイト上で送料や関税を表示することも可能。また、配送サービスの送り状やインボイスの発行、集荷依頼など、すべての配送プロセスをプラットフォーム上で完結する。
