AnyMind Groupは3月5日、同社 が提供する海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」と、総合航空貨物輸送会社フェデックス エクスプレスとAPI連携を開始したと発表した。
この連携により、ブランド企業やEC事業者は、保有するフェデックスのアカウントをAnyLogiに連携すると、送り状やインボイスを自動で発行することが可能となる。
また、AnyLogiはフェデックスを含む他の国際配送事業者のサービスも利用可能なことから、価格や配送日数を簡単に比較でき、最適な配送方法を選択することができる。
越境EC需要の高まりから、市場参入するブランド企業の数は増加しているが、越境ECではEC事業者が国ごとに異なる関税、配送料、配送日数を考慮しながら、最適な配送事業者を選定する必要がある。また、受注情報の入力や送り状の発行など、配送手配に多くの工数がかかっていた。そこで、配送プロセスのさらなる効率化を目指し、フェデックスとAnyLogiのAPI連携を開始することとなった。
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15か国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニー。独自開発のプラットフォームと各国で築いたローカルネットワークを活用し、ブランドコマース事業とパートナーグロース事業をグローバルに提供している。
Shippio/基幹システム連携API提供開始、国際物流効率化を支援