ナビタイムジャパンは8月9日、同社が提供するカーナビアプリ「カーナビタイム」において、渋滞回避レベルの異なる複数の渋滞回避ルートをユーザーが選択できる「超渋滞回避スライダー」を提供開始すると発表した。
「超渋滞回避スライダー」は、ルートに一定以上の渋滞があった場合に、ルート検索結果上に回避ルートの提案がされ、渋滞回避レベルを表すスライダーが表示される。スライダーを左右に動かすと、渋滞回避レベルの低いルートから、遠回りでも渋滞を極力回避する渋滞回避レベルの高いルートまで、地図を見ながら複数の「超渋滞回避ルート」をユーザーが確認・選択できる機能。
「カーナビタイム」では2015年から、プローブ交通情報を活用して、渋滞回避に特化し目的地までの所要時間を短縮した「超渋滞回避ルート」をルートバリエーションの一つとして1種類提案してきたが、同機能では、渋滞回避度合いに応じた複数の「超渋滞回避ルート」を提案することができる。
同社は今後も、交通渋滞を移動の課題ととらえ、事前に渋滞を避けられるよう渋滞予測技術の開発・精度向上や、渋滞を避けたルートを案内できる経路探索技術の開発・向上に取り組んでいくとしている。
ナビタイム/駐・停車禁止場所を地図上に表示、「配達NAVITIME」提供