ゼロが8月10日に発表した2023年6月期決算によると、売上高1328億6100万円（前年同期比24.1％増）、営業利益50億7400万円（29.7％増）、税引前利益50億8000万円（28.7％増）、親会社に帰属する当期純利益34億3700万円（35.6％増）となった。
売上高は、全セグメントで増収となったが、マレーシア向けの中古車輸出事業が好調に推移したことに加えて、車両輸送の受託台数が増加したことが主に寄与している。営業利益は、燃料費の影響を受けたものの、全セグメントで増収に伴い増益となった。
セグメントごとの業績は、国内自動車関連事業が581億6900万円（113.0％）、セグメント利益は50億6200万円（120.5％）。ヒューマンリソース事業が売上高206億2100万円（106.7％）、セグメント利益は7億5000万円（112.7％）となった。
一般貨物事業は売上高64億2900万円（100.1％）、セグメント利益は11億8700万円（112.0％）。海外関連事業が売上高476億4100万円（159.8％）、セグメント利益4億9200万円（267.0％）となった。
次期は、売上高1210億円（8.9％減）、営業利益52億円（2.5％増）、税引前利益52億円（2.4％増）、親会社に帰属する当期純利益35億円（1.8％増）を見込んでいる。
