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日本コンセプト/1~6月の売上高19.6%減、営業利益21.6%減

2023年08月16日/決算

日本コンセプトが8月14日に発表した2023年12月期第2四半期決算によると、売上高90億2000万円(前年同期比19.6%減)、営業利益19億6000万円(21.6%減)、経常利益20億9700万円(14.5%減)、親会社に帰属する当期純利益14億5900万円(13.9%減)となった。

ゼロコロナ政策撤廃後も続く中国の内需低迷により、大量の余剰製品が中国からアジア・欧州市場に流れ込み、化学品市況が幅広く下落を続ける一方、日本のメーカーは海外に比べ非常に高い天然ガス料金や電気料金といった燃料価格の高騰もあり、多くのメーカーが減産を行った結果、日本からの輸出は大幅に落ち込んだ。

グループの貨物輸送関連の売上高は前年同期を下回ったが、こうしたビジネス環境においても日本国内の支店網とタンクコンテナの特色を活かした貨物の保管業務や加温業務等の附帯サービスに加え、2024年問題が来年4月に迫るなか、モーダルシフトの活用、同社全国8か所の支店を活かしたSTOCK & DELIVERYの提案による長距離輸送の削減提案を推進するなど旧来の国内輸送形態からの変更案件の獲得に注力している。

通期は、売上高180億円(22.0%減)、営業利益26億7000万円(45.3%減)、経常利益25億8000万円(45.2%減)、親会社に帰属する当期純利益17億2800万円(47.0%減)を見込んでいる。

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