LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





グリーンコープ共同体/日野の商用EV車新たに13台を導入

2023年08月16日/IT・機器

西日本を中心に16の生協で構成されているグリーンコープ共同体は8月16日、グリーンコープ生活協同組合ふくおか(グリーンコープふくおか)が日野自動車より、配送用に商用電気自動車「日野デュトロ Z EV」を新たに13台導入すると発表した。

<ズラリと並んだグリーンコープふくおかのEV車>
20230816greencoop 520x189 - グリーンコープ共同体/日野の商用EV車新たに13台を導入

すでに48台の電気自動車を導入しているが、今回、新たに追加導入するもの。グリーンコープふくおかでは現在、配送用を中心に合計で約550台の車両を用いている。脱炭素社会実現を目指し、これから順次、すべての車両のEV化をしていく予定だ。

「日野デュトロ Z EV」は、運転席と荷物室が車内でつながる「ウォークスルー構造」となっている。このため、荷台で作業をする際に車外に出る必要がなく、ドライバーの負担を軽減することができる。また荷台の高さは一般的なトラックの半分ほどの約40センチメートル。女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単にできるのが特徴だ。

なお、グリーンコープは積極的なEV導入のほかにも、脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進している。グリーンコープの各事業所では、可能な限りグリーンコープでんきが供給する電力を利用している。

「グリーンコープでんき」の提供する電気は原発フリーで、バイオマス・太陽光・小水力・地熱を利用した化石燃料に頼らない発電方法で作られている。また、電気自動車を導入する事業所では、完全にカーボンニュートラル化された電気を利用している。

電気自動車を動かすためのカーボンニュートラルな電力供給まで含め、グリーンコープは脱炭素化を推進していくとしている。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース