生活協同組合（生協）のグループ、パルシステム生活協同組合連合会は8月22日、24日、29日に「物流・IT 親子おしごと体験会」を開催する。
同社は8月9日、東京都稲城市に物流とITの体験施設を開設。同施設は、パルシステムの物流センターで実際に使用している「セットライン」を再現し、壁面に実寸大の配送トラックをあしらっている。そのほかタブレット端末やパネル、動画などを活用し、約1時間で商品を注文してから届くまでを体験できる。
＜おしごと体験会を開催＞
物流業界は現在、労働時間の短縮により輸送能力が不足し「モノが運べなくなる」可能性が懸念される、いわゆる「物流の2024年問題」が重要課題となっている。同社ではイベントを通じ、業界が抱える問題点と暮らしへの影響、解決のヒントを感じ取ってくれることを期待している。
イベントでは、物流仕分け体験や実寸大のトラックで記念撮影のほか、タブレットやパネルでの解説も行われる。開催時間は各日11時からと14時からの2回。開催場所はパルシステム連合会稲城事務センター1階「物流・IT 体験施設」（東京都稲城市百村 2111）。
