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アイオイ・システム/メディセオが阪神ALCで電子SCMラベル採用

2023年09月01日/IT・機器

アイオイ・システムは9月1日、メディセオが同社と共同開発したSmart Tagによる電子SCMラベル(出荷梱包表示ラベル)を、新物流拠点「阪神ALC」(9月1日竣工)に導入したと発表した。

同ラベルは表示画面の高速書き換えが可能で、コンベア搬送中に自動で消込・書き換えを行うことができる。

表示の書き換えは、NFC搭載のスマートフォンなどで行うことができ、NFC+UHF機能によって近距離での書き換えと遠距離でのID取得が可能。電池レスで100万回以上の書き換えが可能で、IP55準拠の防塵防水にも対応している。

メディセオは、紙製ラベルの廃止による紙資源と廃棄物の削減、バラピッキング作業での納品箱へのラベル貼付・剥がし作業の削減、紙ラベル使用による納品箱の汚れ改善を目的として、同ラベルを導入した。同ラベルが医薬品卸物流センターで採用されたのは今回が初めて。

今後、メディセオは阪神ALCへの導入を皮切りに、さらなるSDGs推進に向け、他のALCにも同ラベルを順次展開し、業務の自動化、省人化とともに環境にやさしい流通体制を構築するとしている。

ALCはエリア・ロジスティクス・センターの略称で、医療用医薬品や医療材料、臨床検査試薬などを扱う高機能物流センター。

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