アイオイ・システムは10月1日から、大型面発酵スイッチを搭載したデジタルピッキング表示器(LEDモデル)「SGLT2-1-200」の販売を開始する。
「SGLT2-1-200」は、デジタルピッキングの際に点灯する色で、作業段階や入れるべきボックスを指定するなどの用途で用いられる、デジタルピッキング表示器。
一般的なLEDライトに比べ消費電力を約40%削減しながらも、操作性と視認性を大幅に向上させ、物流倉庫や製造現場など多様な仕分け作業の効率アップとミス削減に貢献する。
昨今の物流倉庫や工場では、多品種少生産や短納期の増加により作業の複雑化が進んでおり、効率の低下やヒューマンエラーが課題となっている。物流業界の雇用環境が厳しくなっていることもあり、作業の標準化・誤出荷防止に特化した製品のニーズが上がっている中で、製品の開発に至ったという。
LEDは7色。多様な点灯パターンで仕分け対象の視認性向上や作業誘導がしやすくなる設計であるほか、最大200台まで連結可能な高い拡張性を持つ点などが特徴だ。
消費電力は一般的なLEDテープと比べ約40%削減。環境負荷の低減と運用コストの削減を両立し、持続可能な生産活動にも貢献するとしている。
アイオイ・システム/長寿命バッテリーの無線デジタルピッキング表示器を10月発売