ZOZOは10月18日、「ZOZOTOWN」で商品注文時の受け取り方法の初期設定を、9月28日から玄関前への置き配に変更したと発表した。
これにより、置き配の選択が2倍以上となり、置き配指定可能な注文のうち、現在では約70%が置き配で配送されているという。
ZOZOでは、2024年4月の働き方改革に関する法律の適用により「2024年問題」への対応が求められるなか、ヤマト運輸の「EAZY」導入による置き配の推奨、置き配の指定が可能な注文範囲の拡大など、再配達率の低下による配送ドライバーの負担低減に取り組んでおり、今回の施策導入によってさらなる効果を見込んでいる。
このほか、ZOZOは商品に合わせた適正な梱包資材の選択や、複数回に分かれた注文を1つの注文としてまとめて配送する「注文のおまとめ」対象拡大による商品配送の効率化、ヤマト運輸のリレーションセンターの活用による幹線輸送の効率化など、容量圧縮による配送時の積載効率の向上にも取り組んでいる。