SBSグループは10月24日、ECプラットフォームサービス「EC物流お任せくん」において、顧客のOMO(オンラインとオフライン販売の連携)に関する課題を解決し在庫管理を最適化することを目的に、フューチャーアーキテクトが提供するクラウド型在庫情報共有システム「OmnibusCore(オムニバスコア)」とシステム標準連携することを決定した。サービスの提供開始は2024年2月を予定。
「EC物流お任せくん」は、入庫から保管、ラストワンマイル、受注管理などEC物流のあらゆるフェーズをワンストップでサポートするサービス。
今回「EC物流お任せくん」とのシステム連携が決定した「OmnibusCore」は、販売に必要なデータ連携先を繋げ、アパレル企業を中心としたオムニチャネル(あらゆる販路の統合)戦略を支援するプラットフォームサービス。
業界別に最適化されたプラットフォーム戦略のなかでも、主にアパレルなどの業界では、OMOに関する課題への対応が必須と考え、今回のシステム連携に至ったという。
連携の具体的なメリットとしては、店舗・オンライン・倉庫の枠組みをなくし、在庫のリアルタイム一元管理できること。また、合理的で、サービスレベルが高い共通インフラを活用した在庫デリバリーと循環が可能となることなどをあげている。
なお、今回のサービスは追加オプション等を必要としない標準連携機能であることから、「OmnibusCore」の利用料に変動はない。
SBSHD 決算/1~3月の売上高は4.4%減、営業利益23.5%減