LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





鴻池運輸/「AI-OCR機能搭載 数量検品アプリ」で労働負荷軽減

2025年02月13日/IT・機器

鴻池運輸は2月13日、住設部品製造の請け負いおよび物流業務を行う鴻池運輸 千葉東営業所において、かねてよりフューチャーアーキテクトと進めてきたAI-OCR機能搭載の数量検品アプリの検証を経て、実運用を開始したと発表した。

<AI-OCR機能搭載の数量検品アプリ 使用イメージ >
20250213konoike - 鴻池運輸/「AI-OCR機能搭載 数量検品アプリ」で労働負荷軽減

製造現場での製品の数量検品(照合)は、目視で実施することも多いのが現状。実運用を開始した AI-OCR 機能搭載の数量検品アプリは、フューチャーアーキテクトのソリューション「Future EdgeAI」を採用し、目視確認で発生しがちな検品ミスのリスク削減や、別作業者によるダブルチェックの省略化につなげることを目的としたもの。

数量検品業務で専用アプリをインストールしたスマホとパソコンを使用することにより、スマホで撮影した検品対象物の画像を AI-OCR 処理し、パソコンで自動的に個数を照合させ、数量確認ミスを防止している。

鴻池運輸は、今後、同じ数量検品を行う他の現場で同様のアプリを導入することも検討していく。また、2030年ビジョンで「技術で、⼈が、高みを目指す」というメッセージを掲げており、最新技術と現場で培われてきた職人の技術を掛け合わせ、「現場のあり方」を進化させていくとしている。

住友倉庫ほか/OCR技術を国際貨物上屋に導入 6割の時間削減に

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース