郵船ロジスティクスは11月20日、サプライチェーン全体の可視化、データ管理、分析まで可能なデジタルソリューション「Yusen Vantage Performance(以下、YVP)」の機能を拡充し、温室効果ガス(GHG)排出量の管理ができるダッシュボード機能を提供開始したと発表した。
同機能により、YVPは顧客のシステムのほか、サプライチェーンに関わる関係者または外部データソースと連携させることで、調達からラストワンマイル配送に至るまでのサプライチェーン全体で、日々更新される情報の効率的な管理、書類の一元管理を実現する。
また顧客ニーズに合わせて必要な機能を組み合わせることができ、顧客のビジネスの拡大とともに拡張することも可能だ。
<CO2e-Emission Dashboard の画面イメージ>
今回、新たに追加したダッシュボード機能「CO2e-Emission Dashboard」機能は、単一プラットフォーム上で、トレードレーン別、キャリア別、期間別(1か月、四半期、1年)に GHG排出量を可視化する。
このデータを顧客のサプライチェーンにおける管理、分析に活用することもでき、YVPは、GHG排出量削減に貢献するグリーンソリューションとしても顧客のサプライチェーン構築をサポートする。