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セイノーロジックス/ベトナムダナン向け海上混載等新サービス続々

2023年11月24日/3PL・物流企業

セイノーロジックスは11月22日、海上混載輸送や小口貨物を適切な運賃で利用できるサービスを続々スタートし、国際輸送の課題解決に豊富な選択肢を提供していると発表した。

まず、ベトナムDANANG(ダナン)向け海上混載サービスを開始。従来よりHO CHI MINH(ホーチミン)向け、HAIPHONG(ハイフォン)向けのダイレクト混載輸送サービスを提供しているが、2023年2月には日本発ベトナムDANANG(ダナン)向けの海上混載輸送サービスを提供開始した。

東京、横浜、名古屋、大阪、神戸のそれぞれ5大港と、北海道から九州までの地方港を含めた日本国内計20港発で、毎週定期便を用意している。 また、2022年1月からはHO CHI MINHに日本人駐在員(吉川功一)を派遣しており、ベトナム国内でも迅速かつきめ細かに輸送をサポートする。

また、欧州向け危険品ダイレクト混載サービス最多。英国、イタリア向けダイレクト混載サービスを再開。

2023年4月、欧州向け危険品混載サービス拡充の一環で、コロナ禍に休止していた英国SOUTHAMPTON(サザンプトン)、イタリアMILANO(ミラノ)向け危険品ダイレクト混載サービスを再開した。

欧州向けダイレクト混載サービスの仕向地は、オランダのROTTERDAM(ロッテルダム)、ドイツのHAMBURG(ハンブルグ)、スウェーデンのGOTHENBURG(イエテボリ)向けに加え、今回再開した英国のSOUTHAMPTONとイタリアのMILANO向けとなり、普通品・危険品ともに業界最大規模のネットワーク、配船数を誇っている。

<アメリカMIAMI(マイアミ)向けダイレクト混載サービス>
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さらに、アメリカMIAMI(マイアミ)向けダイレクト混載サービス再開。中南米・カリブ向け強化。中南米、カリブ海向け混載サービス拡充のため、2023年4月からアメリカMIAMI(マイアミ)向けダイレクト混載サービスを再開した。

MIAMI向け輸送では従来、LOS ANGELES経由で積み替えるサービスを提供していたが、ダイレクト混載便ではCMA CGMのCBXサービスを起用し、パナマ運河を経由しアメリカ東岸まで直接輸送するため、輸送品質の向上が見込まれるとともに、横浜からMIAMIまで30日のトランジットタイムで安定したスケジュールでの輸送が可能。MIAMIから先もネットワークをつなげ、中南米、カリブ海のエリア49仕向地への輸送サービスを提供している。

<HENNAI(チェンナイ)へダイレクト混載サービス>
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そして、インド向けダイレクト混載サービスを2023年5月に開始。インド大手代理店と提携し8都市に輸送。東京、横浜、名古屋、神戸、大阪の5か所での受託が可能で、NHAVA SHEVA(ナバシェバ)、CHENNAI(チェンナイ)へダイレクト混載サービスを提供している。

一方国内では、2023年6月1日、九州営業所を福岡に開設。集荷強化・サービス拡充。九州エリアにおける海上混載貨物の集荷強化のため、新たな営業拠点を開設したもので、アジア向けサービス充実や地方港サービス増設など九州発海上輸出混載輸送のネットワークを拡充していくための拠点としても機能している。

なお、12月には九州発のダイレクト混載サービスの開始を予定しており、今後も新サービスの開始や継続決定など、様々な要望に応えていくとしている。

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