シーアールイー(CRE)は11月22日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202309」を発行した。
マーケットレポートを要約すると、大型倉庫の首都圏では、需要は旺盛も、満床までの期間長期化により空室率は増加。空室率は7.85%(前Q比+0.70pt)、関西圏は需要は旺盛も新規供給増大で空室率は若干増加。空室率3.06%(前Q比+0.54pt) 、九州は需要増も供給倍増で空室率は増加。空室率5.71%(前Q比+4.21pt) 、中部は需要増大も大量の新規供給で空室率は増加。空室率12.81% (前Q比+9.87pt) だった。
一方中小型の首都圏では、再開発による空室率は増加も新規出店・移転入居が増加。空室率2.86%(前Q比+1.01pt) だった。
なお、このレポートは賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に、首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめたもの。また、約1300物件、約155万1000m2(約47万坪)(2023年7月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っている同社ならではのデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(3300m2(1000坪)未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。
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