LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





CRE/首都圏大型倉庫の需要は旺盛も、空室率は増加

2023年11月24日/調査・統計

  • 関連キーワード
  • CRE

シーアールイー(CRE)は11月22日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202309」を発行した。

<大型倉庫:首都圏>
20231124cre1 520x502 - CRE/首都圏大型倉庫の需要は旺盛も、空室率は増加

<大型倉庫:関西圏>
20231124cre2 520x546 - CRE/首都圏大型倉庫の需要は旺盛も、空室率は増加

<凡例>
20231124cre3 - CRE/首都圏大型倉庫の需要は旺盛も、空室率は増加

マーケットレポートを要約すると、大型倉庫の首都圏では、需要は旺盛も、満床までの期間長期化により空室率は増加。空室率は7.85%(前Q比+0.70pt)、関西圏は需要は旺盛も新規供給増大で空室率は若干増加。空室率3.06%(前Q比+0.54pt) 、九州は需要増も供給倍増で空室率は増加。空室率5.71%(前Q比+4.21pt) 、中部は需要増大も大量の新規供給で空室率は増加。空室率12.81% (前Q比+9.87pt) だった。

一方中小型の首都圏では、再開発による空室率は増加も新規出店・移転入居が増加。空室率2.86%(前Q比+1.01pt) だった。

なお、このレポートは賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に、首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめたもの。また、約1300物件、約155万1000m2(約47万坪)(2023年7月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っている同社ならではのデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(3300m2(1000坪)未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。

■「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)」(会員登録必要)
https://www.logi-square.com/login

関連記事

調査・統計に関する最新ニュース

最新ニュース