阪急阪神エクスプレスは12月1日、物流施設ニーズの高まりを受け、座間デベロップメント特定目的会社（三菱地所の特定子会社）及びENEOS不動産で開発したロジクロス座間内に同社最大規模となる座間国際ロジスティクスセンター(ZGLC)を開業し、12月1日より営業を開始したと発表した。
＜ZGLC 外観（提供：三菱地所＞
＜位置図＞
ZGLCは座間市内に位置し、至近に東名高速道路「横浜町田IC」や圏央道「圏央厚木IC」等のIC等を備え、より首都圏・神奈川の主要エリア一般倉庫の他、同一敷地内に危険物倉庫も兼ね備えており、時代に変化する顧客のニーズに対応するとしている。
一般倉庫は使用面積3万3857.01m2、単一施設としては同社最大規模の施設となる。同倉庫は輸出入を含めたロジスティクス専用の倉庫として、在庫管理や流通加工、検品作業に対応、顧客の要望に応える。
危険物倉庫は 1 号棟、2 号棟、フォークリフト格納庫合わせて使用面積1832.04 m2、同社として初の危険物倉庫であり、高まりつつあるリチウムイオン電池需要に対応する。
■施設概要
名称：阪急阪神エクスプレス 座間国際ロジスティクスセンター
Zama Global Logistics Center （ZGLC）
所在地：神奈川県座間市栗原493-5
一般倉庫使用面積
1 階：2万9969.13m2（約9065.66坪）
2 階：3887.88m2（約1176.08坪）
合計：3万3857.01m2（約1万241.75坪）
構造：RC-S 造、免震構造
危険物倉庫
使用面積
1号棟：882.40m2（約266.93坪）
2号棟：882.40m2（約266.93坪）
フォークリフト格納庫：67.24m2（約20.34坪）
合計： 1832.04m2（約554.20坪）
構造：鉄骨造
倉庫設備 一般倉庫：非常用発電機、LED 照明
危険物倉庫：LED 照明
業務内容：輸出入貨物保管・管理、梱包、国内集荷配送、在庫管理、流通加工、検品
営業開始日：2023年12月1日
