経済産業省は12月4日、「令和5年度物流パートナーシップ優良事業者表彰」について、同省に応募のあった取組の中から、経済産業大臣表彰1件、物流DX・標準化表彰1件、物流構造改革表彰1件、強靱・持続可能表彰1件、グリーン物流パートナーシップ会議特別賞2件の表彰を決定したと発表した。
受賞対象者と事業は、経済産業大臣表彰がアスクル他2社による「小売業の発注スキームの転換から車両削減・物量平準化の実現」。
物流DX・標準化表彰が、日本ガラスびん協会他11社の「ガラスびん業界におけるパレット共同回収による効率化の実現」。
物流構造改革表彰が、イオン北海道他2社の「『着荷主』としての物流の経営戦略化と物流戦略的パートナー関係の構築」。
強靱・持続可能表彰が、大王製紙他3社の「異業種での重軽混載トレーラ2拠点スイッチ定期輸送」。
グリーン物流パートナーシップ会議特別賞が、江崎グリコ他3社の「【商習慣の改革】納品リードタイム延長による拠点集約、一貫パレット輸送の実現」と、シジシージャパン他5社の「農林水産物・食品等における持続可能な物流システム構築モデル」。
経済産業省では、物流パートナーシップ優良事業者表彰として、物流分野の環境負荷低減、物流の生産性向上等持続可能な物流体系の構築に向けた荷主企業・物流事業者が連携した取組を普及促進するため、2006年度から特に顕著な功績があった事業者に対して表彰を行っている。