YE DIGITALは1月25日、飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee(ミルフィー)」の新サービス、飼料流通合理化を支援する「Milfeeデリバリー」を2024年3月にリリースすると発表した。
「Milfeeデリバリー」は、飼料輸送エリアにあるタンク残量を可視化し、事前に飼料補充日の調整を可能とすること、また最適な輸送ルートを表示することで運送会社の輸送効率化を実現する。
一般的に運送会社では、飼料輸送は農家から発注を受けてから担当地域の輸送計画を立てるが、農家からは週のはじめと週の終わりの補充日指定が多いため、輸送タイミングに偏りが生じている。
「Milfeeデリバリー」は、飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee」の飼料タンク残量データを用い、輸送エリアにあるタンク残量を可視化する。
これにより、運送会社から飼料残量が少なくなってきている周辺地域の農家に発注を促すことができ、事前に農家と飼料補充日の調整を行うことで、飼料輸送の効率化を実現する。また、補充を行う飼料タンクを回る最適な輸送ルート表示機能も提供する予定だ。