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ワークマン/東西2か所に物流センター新設、総額290億円

2024年02月01日/物流施設

ワークマンは1月31日、総額290億円前後を投じて、次世代主力業態「ワークマン女子」の出店攻勢を支える物流拠点を東西2か所に新設すると発表した。

<(参考)主力の伊勢崎流通センター>
20240201workman - ワークマン/東西2か所に物流センター新設、総額290億円

出店余力が高い西日本では、岡山市北区に床面積7万2000m2の大型流通センター「岡山流通センター(仮称)」を建設し、2027年10月の稼働を目指す。建設地は吉備スマートICから400mの距離に位置し、完成後は関西圏(大阪府、兵庫県)と中国、四国、九州の全域への商品出荷を担う。

一方、東日本では2028年の稼働開始を目標に、群馬県に床面積8万2000m2クラスの流通センターの新設を計画している。東日本では、路面店を中心とする出店の急増に伴い、2028年には主力の伊勢崎流通センターの能力が限界に達する見通しのため、新センターによって能力を増強する。新センターの新設計画は用地確保に向けた交渉段階にあり、完成後は伊勢崎センターと機能を分担し、一体運営をする予定。

同社の現在の物流拠点は、主力センターで2021年に増床した「伊勢崎流通センター」(床面積5万5011m2)、同センターの機能を補完する「伊勢崎保管倉庫」(2万1120m2)、外部の賃貸倉庫と一体運用している「滋賀竜王流通センター」(2万3760m2)、2023年に稼働した「神戸流通センター」(4万4732m2)の4拠点体制。岡山流通センター(仮称)の完成後は、賃借物件の神戸センターを返却し、将来は伊勢崎、滋賀竜王、岡山の3センターで全国をカバーする。

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