鈴与は2月1日、神奈川県川崎市に医療機器を取り扱う「東扇島メディカルセンター」を稼働したと発表した。
＜東扇島メディカルセンター 写真提供：ESR＞
東扇島メディカルセンターは医療機器製造業登録倉庫として、輸入手配から在庫保管、流通加工、入出荷対応など物流業務に加え、検品やラベル貼付といった製造業務、製造所出荷判定業務を一貫して対応している。
医療機器の取り扱いにはきめ細やかな対応が必要となるが、品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO13485認証」を取得し、専門スタッフが対応することで、高品質で安定した物流サービスを提供する。
また、同センターは、首都高湾岸線東扇島ICから1kmに位置し、首都圏、関東圏への輸送アクセスに優れた非常に利便性の高いロケーション。
物流業界では、「2024年問題」など深刻なドライバー不足が叫ばれているが、特に医療品や医療機器分野においては、配送の遅配や輸送品質の低下は致命的な問題となる。
同社は医療機器を専門とした物流拠点を、利便性の高い川崎市の臨海エリアに構えることで、関東さらには東日本への医療機器の安定した配送および利便性の向上に繋げていくとしている。
■施設概要
名称：鈴与 東扇島メディカルセンター
所在地：神奈川県川崎市川崎区東扇島21 ESR東扇島ディストリビューションセンター7階
倉庫延床面積：6801.58m2（2057.48坪）（同社賃借部分 倉庫・バース・事務所含む）
稼働開始：2024年2月1日
