商船三井は2月2日、クリーン燃料アンモニア協会（CFAA）が一橋大学 一橋講堂で主催した「第5回 CFAA国際シンポジウム」に参加したと発表した。
シンポジウムでは「差し迫った社会実装のための課題の共有」というテーマのもと、同社の渡辺勲 電力・風力エネルギー事業群 第一ユニット長が「社会実装に向けた技術開発の進化」セッションに登壇。同社のゼロエミッションへの取り組みをはじめ、アンモニアサプライチェーンの構築やアンモニアをクリーン代替燃料として活用するにあたっての課題について紹介した。
＜登壇した渡辺ユニット長＞
同社では、ゼロエミッション船として、2020年代中の竣工に向けアンモニア燃料船の設計を進めている。船舶へのクリーン代替燃料の導入等を通じ、自社からのGHG排出量を削減し、クリーンエネルギーのサプライチェーン構築などの取り組みを発信していくことで、社会全体の脱炭素化にも貢献していく、としている。
