三井倉庫ホールディングスが2月7日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高1974億6400万円(前年同期比15.7%減)、営業利益168億9500万円(20.8%減)、経常利益174億3600万円(21.2%減)、親会社に帰属する四半期純利益99億7500万円(24.4%減)となった。
物流事業の売上高は1909億5200万円(16.2%減)、営業利益は159億200万円(19.0%減)だった。
同事業では、海上・航空運賃の単価下落の影響でフォワーディング業務が減収減益となった。
家電メーカー向けの物流は、海外の生産拠点から日本国内への国際輸送が低調に推移した。
家電量販店向けの物流は、国内で大型の白物家電の保管・輸配送業務や宅配設置業務が好調に推移し、取扱が増加した。
また、国内の家電や日用品等の輸配送でのトラック積載効率の向上や、物流センターでのオペレーションの効率化に取り組み、コスト削減と同時に人件費や燃料費の高騰への対応も行った。
通期は、売上高2730億円(9.3%減)、営業利益215億円(17.2%減)、経常利益207億円(22.0%減)、親会社に帰属する当期純利益118億円(24.4%減)を見込んでいる。
大東港運 決算/4~6月の売上高0.7%増、営業利益20.1%減