ブライセンは2月16日、顧客が求める物流DXを実現するため、東京都江戸川区に「ロボテックラボ」を開設したと発表した。
新拠点は、2024年問題をはじめとする物流現場が抱える効率化や最適化に関する課題の解決ニーズに応えていくため、AGVやAMR、マテリアルハンドリングなどのさまざまな機器との連携に積極的に取り組み、ブライセンのWMS(倉庫管理システム)「COOOLa」に加え、WES(倉庫運用管理システム)やWCS(倉庫制御システム)なども一気通貫提供を加速することを目的に開設した。
すでにAGVを導入して実走実験などを行っており、今後は3月に拠点の増設とAGVを1台追加するとともに、輻輳する作業タスクマネジメントの論理シミュレーション環境を整え、COOOLaを中心としたより高度な倉庫DX・GXの実現に向けて開発を進めていくとしている。
■「ロボテックラボ」概要
所在地:東京都江戸川区臨海町3-6-4(ヒューリックロジスティクス葛西)
開設日時:2023年8月
床面積:33m2(3月1日に90m2に増床予定)
AGV台数:1台(3月1日に1台追加予定)
ロジスティード/自社開発の自律移動型協働ロボットを物流センターに導入