ユビテックは3月27日、、白ナンバー事業者の安全運転管理サポートサービス「D-Drive」の「アルコール・インターロック」機能をアップデートし、他社のアルコールチェックサービスとの連携が可能になったと発表した。
その第1弾として、ICT企業の鈴与シンワート運転前アルコールチェック＆検温クラウドサービス「あさレポ」とサービス連携する。
「アルコール・インターロック」は、一定濃度以上のアルコールが呼気から検出された場合、エンジンを始動することができないという機能。従来、「D-Drive」専用のアルコール検知器を用いてアルコールチェックをクリアした場合にのみデジタルキーが発行され、車載機によるエンジンロックが解除できる仕組みを提供していたが、より多くの事業者に活用してもらえるようアップデートした。
＜「あさレポ」との連携スキーム＞
今回のアップデートで、他社サービスに記録されたアルコールチェック結果を「D-Drive」に連携することで「アルコール・インターロック」機能が利用できるようになる。例えば、ドライバーが鈴与シンワートの「あさレポ」でアルコールチェックを行い管理者が乗車を許可すると、システム連携により「D-Drive」アプリからエンジンロックを解除するためのデジタルキーがダウンロードできるというスキームだ。
同サービスは、パートナー企業としてオリックス自動車が営業取次と車載機の取付け管理を行い、日本全国への提供体制を強化しつつ普及拡大を目指す。
同社が今後、日々の情報を総括した安全運転・最適な車両管理が実現できるよう、多種多様なアルコールチェックサービス・アルコール検知器、車両の予約情報等との連携を進めていくとしている。
