日本全国の物流事業者各社では4月1日、新入社員を迎え2024年度の入社式を開催した。今年は4月1日からの「働き方改革」により時間外労働時間の制限が適用され、「2024年問題」など物流業界の変革が注目される年でもある。各社ともに対面またはオンライン併用で入社式を開催し、社会人としての新たな門出を祝った。
日本通運では、NXグループビル(東京都千代田区)で新社員(総合職)等、約 230名を一堂に集め、入社式を開催。また4月2日にNXグループ各社の新入社員計942名を対象に研修を行う。
ヤマト運輸では、羽田クロノゲート(東京都大田区)で入社式を開催した。新入社員数は258名。内訳は大学・大学院卒が82名、短大・専門・高校卒が176名。
SGホールディングスは、創業の地である京都・国立京都国際会館で入社式を開催した。新入社員数は412名。内訳は大学・大学院卒が212名、短大・専門・高専卒が23名、高校卒が177名。グループ合同で入社式を開催するのは2019年以来、5年ぶりとなる。
西濃運輸は、入社式をソフトピアジャパンセミナーホール(岐阜県大垣市)と全国16拠点を、オンラインでつないで開催した。新入社員数は120名。内訳は総合事務職(大卒)が51名、営業乗務社員(高卒)56名、業務社員(高卒)2名、技術社員2名、現業社員9名。
センコーは、クレフィール湖東(滋賀県東近江市)で、新入社員139名が出席し入社式を行った。
SBSグループでは、ベルサール新宿グランドBホール(東京都新宿区)で、グループ15社の合同入社式を開催。151名の新入社員が入社した。
鴻池運輸は大阪本社で入社式を開催、総合職採用者47名が出席した。KONOIKEグループ全体では、総合職47名と専門職266名、計313名が入社した。
鈴与は日本平ホテル(静岡県静岡市)で入社式を行い、新入社員38名が入社した。内訳はG職(旧総合職)34名、A職(旧一般職)4名。
<阪急阪神エクスプレス 2024年度入社式>
阪急阪神エクスプレスは、第一ホテル東京(東京都港区)で新入社員34名の入社式を行った。
キリングループロジスティクスはキリングループ本社(東京都中野区)で入社式を行った。今年は18名の新入社員が入社した。
郵船ロジスティクスでは、新入社員54名を迎え、入社式を開催した。
日本郵船は東京都千代田区の本店で入社式を行い、陸上職43名と海上職22名、合わせて新卒65名と、キャリア採用4名の計69名が入社した。
商船三井は、91名の新入社員(海上新卒採用13名、陸上新卒採用43名、陸上キャリア採用35名)を迎えた。
川崎汽船は陸上職42名、海上職13名、計55名が入社した。