国土交通省は4月5日、「働きやすい職場認証制度」の認証取得を、自動車運送分野で特定技能制度を活用する際の条件として設定したと発表した。
政府は、3月29日の閣議決定をもって、特定技能の在留資格制度に「自動車運送業分野」を追加している。
「働きやすい職場認証制度」は、自動車運送事業(トラック・バス・タクシー事業)による職場環境改善の取組を国が認証し「見える化」することによって、自動車運送事業の労働条件や労働環境に対する求職者のイメージ刷新を図り、運転者への就職を促進することを目的として2020年度に創設されたもの。
4月5日に発表された2023年度の認証事業者は878社で、内訳は「一つ星」が628社、「二つ星」が206社、同年度から認証を開始した「三つ星」は44社だった。
これにより、同制度の認証事業者数は累計で3735社(うちトラック2502社)となった。
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