C&Fロジホールディングスは4月24日、AZ-COM丸和ホールディングスに対して、TOB(株式公開買付け)の延期に係る要望書を同日付で提出したと発表した。
C&FロジHDは、AZ-COM丸和HDから3月21日に受領したTOBの実施に関する提案を検討するため、特別委員会を設置したうえで提案の検討を進めている。
C&FロジHDと特別委員会は、AZ-COM丸和HDによる提案のほかにも複数の第三者からの対抗提案の初期的な意向表明を受領しており、これらの第三者から法的拘束力のある提案を受領し、AZ-COM丸和HDによる提案を含め真摯に比較検討を行うため、TOBの開始を少なくとも5月末まで延期する必要があることから、AZ-COM丸和HDに対して要望書を提出し、TOB開始時期の延期を求めた。
なお、C&FロジHDは、AZ-COM丸和HDがTOB開始時期を延期せず、さらにC&FロジHDが対抗提案の比較検討を十分な形で実施し、同社と株主の利益を確保するために必要と判断した場合には、必要な限度でAZ-COM丸和HDによるTOBへの対応方針・対抗措置の導入等を検討するとしている。
C&FロジHD/AZ-COM丸和HDに反対表明、顧客離反の懸念消えず