三菱倉庫は5月2日、「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」(以下「MSCF」)の組成に係る組合契約を締結し、3億円の出資を行うことを決定したと発表した。
マーキュリアインベストメント(MIC)の組成するファンドへの出資は、この件で3回目。
今後も、MSCFへの出資を通じ、物流・サプライチェーンといった同社事業領域で活躍するスタートアップ企業の成長を支援するとともにこうした企業との協業を推進し、新たな収益源となるビジネスの開発に取り組む。また、スタートアップ企業との関係構築によるオープンイノベーションを推進する。
なお、MSCFとは、MICが組成し、日本政策投資銀行がアンカー投資家として参画しているファンド。本邦の物流・サプライチェーン領域の課題解決を目指すベンチャー企業等への支援を目的としている。
投資対象は、物流・サプライチェーン領域の課題解決に資する可能性のある革新的な技術・ビジネスモデルを有するベンチャー企業、既存企業からのスピンアウト、JV等を想定している。