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C&FロジHD/TOBへの意見表明を現時点で留保

2024年05月07日/SCM・経営

C&Fロジホールディングスは5月7日、AZ-COM丸和ホールディングスによって同月2日に開始されたTOB(株式公開買い付け)について、現時点での意見表明を留保すると発表した。

5月7日に開催した取締役会で、取締役全員の一致によって、意見表明の留保を決議した。

意見表明を留保した理由について、C&FロジHDは、実施中のマーケット・チェックを通して、AZ-COM丸和HDによるTOBに対する真摯な対抗提案を複数受領したこと、また、それらの対抗提案には対抗提案者との協議を継続し、C&FロジHDの企業価値の向上と株主共同の利益の観点から、AZ-COM丸和HDによるTOBとの優劣を含め慎重に検討する必要があると考えられる提案も含まれていることを踏まえ、C&FロジHDの取締役会と特別委員会で対抗提案の内容の精査を行ったうえでTOBに対する意見を決定する必要があると考え、現時点での意見を留保することとしたとしている。

C&FロジHDによると、同社は4月9日時点で9社から初期的対抗提案を受領し、その後、5月1日までに9社のうち4社から法的拘束力のある提案書を受領しているという。

C&FロジHDは、引き続き、対抗提案者らから提出された提案の内容の評価・検討を行うとともに、AZ-COM丸和HDによるTOBと、対抗提案者らから提出された提案の内容に関する特別委員会の勧告または意見も得た上で、その内容を踏まえ、TOBに対する意見を改めて表明する予定としている。

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