アルプス物流は5月9日、「LDECによる当社株券等に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の意見表明及び応募推奨並びに資本業務提携のお知らせ」を発表した。
現時点で、本公開買付けが開始された場合には、賛同の意見を表明するとともに、同社の株主及び本新株予約権の所有者（本新株予約権者）に対して、本公開買付けへの応募を推奨することの決議を行った。
また、取締役会において、ロジスティードとアルプスアルパイン（公開買付者及び公開買付者関係者）との間で資本業務提携契約を締結することを決議した。
買付け等の価格はアルプス物流株式1株につき5774円、買付代金は 1051億5419万円の予定 。
＜本公開買付けの実施前（現状）＞
＜本取引の実行後＞
LDEC（公開買付者）は、現在、同社の株券等を取得及び所有し、本公開買付け成立後に、同社の事業活動を管理することを主たる事業として 2024年４月30日に設立した株式会社であり、本日現在、その発行済株式の全てをロジスティードが所有している。
また、本日現在、ロジスティードホールディングスが、ロジスティードの発行済株式の全てを所有しているところ、ロジスティードホールディングスは、米国デラウェア州設立の投資顧問会社である Kohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.（KKR）によって間接的に保有・運営されている、カナダ国オンタリオ州法に基づき2022年4月25日に設立されたリミテッド・パートナーシップである HTSK Investment L.P.（KKRファンド）及び日立製作所がそれぞれ議決権の90％及び10％を保有する株式会社である。
なお、公開買付者、ロジスティード、ロジスティードホールディングス及びKKRファンドは、本日現在、同社株式を所有していないとのこと。
