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商船三井/鹿島建設のシンガポール冷凍冷蔵倉庫開発事業に参画

2024年05月10日/国際

商船三井は5月10日、鹿島建設のシンガポール現地法人Kajima Development Pte. Ltd.がシンガポール西部・ジュロン地区で進める新規冷凍冷蔵倉庫開発事業への参画を決定し、同社との間で共同事業契約を締結したと発表した。

<完成予想図>
20240510mol - 商船三井/鹿島建設のシンガポール冷凍冷蔵倉庫開発事業に参画

この事業は、港湾施設や主要高速道路ICから至近距離で食品集配送に適した立地にあるシンガポール政府関連公社認定のFood Zone内に高機能大型冷凍冷蔵倉庫の開発するもので、保管する貨物に応じた温度設定が可能で、一部に完全自動倉庫エリアを導入する。

なお、省エネ型冷却機器の採用と、屋上階に太陽光パネルを設置するなど、環境にも配慮した設計となっている。

商船三井では、冷凍冷蔵倉庫を国内2拠点(神奈川県川崎市・大阪府大阪市)、海外1拠点(タイ)で展開しており、本事業投資を契機に、アジアをはじめとする今後の経済発展・人口成長による需要拡大が期待される地域を中心に、投資拡充を目指していく。

■概要
所在地:8 Jalan Besut Singapore 619562
構造:5階建て(高さ:110m)
敷地面積/延べ床面積:1万9000m2 / 4万7495m2
対応温度帯:常温・定温(24℃)・冷蔵(4℃~7℃)・冷凍(-25℃~-27℃)
収容能力:最大8万パレット収容可能
物流品質の高度化:大型冷凍自動倉庫、仕分けマテリアルハンドリング完備
持続可能なエネルギーの活用:最大5500m2の太陽光発電パネルを設置し、CO2
排出量を削減
竣工時期:2025年12月末

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