LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





TC神鋼不動産/首都圏第1号の物流施設を神奈川県綾瀬市で着工

2024年05月27日/物流施設

TC神鋼不動産は5月24日、神奈川県綾瀬市で物流施設「AS-LOGI綾瀬」の建設に着手したと発表した。

施設は、同社が手がける「AS-LOGI」シリーズとして第4弾、また首都圏での第1号となる物流施設。

<完成予想図>
20240527tcshinko 710x455 - TC神鋼不動産/首都圏第1号の物流施設を神奈川県綾瀬市で着工

規模は地上4階建て延床面積2万4907.08m2で、2025年9月の竣工を予定している。

建設地は東名高速道路「綾瀬スマートIC」から3km地点に位置しており、圏央道、各主要国道によって東京都心への配送に加えて、広域配送にも対応可能な立地ポテンシャルを有している。

綾瀬市役所を中心とした市街地に近く、最寄りのバス停から徒歩6分と、従業員の確保にも期待が持てる立地となっている。

操業環境は、綾瀬工業団地に立地しており、周辺には工場や物流施設が集積しているため、24時間操業が可能な環境を有している。

<位置図>
20240527tcshinko1 710x689 - TC神鋼不動産/首都圏第1号の物流施設を神奈川県綾瀬市で着工

建物は地上4階建てのボックス型で、荷物用エレベーターを4基、垂直搬送機を2基実装し、荷物の上下搬送に配慮。床荷重を1.5トン/m2、梁下有効高を5.5mとし、汎用性の高い仕様とする。

建物内のレイアウトは、荷主のニーズに応じて2つに分割できるフレキシブルな配置計画としており、2階にはラウンジを設け、冷凍食品の無人販売サービスを導入予定であり、同施設で働くテナント従業員の健康と福利厚生をサポートする。

前面道路は幅員9mで出入口を2か所設けており、トラックバースは奥行15mを確保するなど、トラックのオペレーションに配慮した設計。

BCP対策としては、非常用発電機や防災倉庫を設置。環境面では、CASBEE「A」ランク認証や全館LED照明を採用している。

■「AS-LOGI綾瀬」概要
所在地:神奈川県綾瀬市深谷上8-17-1
交通:東名高速道路「綾瀬スマートIC」3.0km
バス停「綾瀬工業団地入口」徒歩6分
敷地面積:1万1529.71m2(3487.74坪)
延床面積:2万4907.08m2(7534.39坪)
構造:S造・4階建て BOX型
設計:東急設計コンサルタント
施工:奥村組
監修:フクダ・アンド・パートナーズ
着工:2024年5月
竣工:2025年9月(予定)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース