近鉄エクスプレスは5月27日、2024年に韓国法人であるKWE韓国の平澤(ピョンテク)物流センターに、大型倉庫を開業すると発表した。
現在、韓国では官民一体となって半導体産業への積極投資が行われており、平澤はその中心地として、最先端半導体の生産拠点として工場の建設など、さらなる企業集積とロジスティクス需要の拡大が見込まれている。
KWE韓国は平澤港(ピョンテク港)の浦升国家産業団地内に、2021年4月に第1ターミナル、2022年4月に第2ターミナルを開業。半導体関連産業を中心に高品質なロジスティクスサービスを提供している。新ターミナルでは冷蔵・冷凍ルームに加えて定温庫を備え、半導体製造装置といった大型貨物から原材料、部品まで幅広い貨物の保管に対応する。
同社グループは半導体関連産業を成長戦略品目として取り組みを強化しており、今後とも顧客ニーズに最適な物流ソリューションを提供していく考えだ。
■概要
施設名称:平澤(ピョンテク)物流センター 第3ターミナル
所在地:大韓民国京畿道平沢市浦升邑万戸里 181-76
面積:1万4712.36m2(事務所 1052.16m2/倉庫 1万1142.12m2)
開業予定:2024年10月
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