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トナミHD/民事再生中のアペックスを子会社化

2024年06月04日/SCM・経営

トナミホールディングス(HD)は6月3日、アペックスの全株式を取得し、完全子会社化した。

アペックスは、石川県金沢市に本社を置く倉庫・運送会社。昨年10月に東京地方裁判所に民事再生手続の申立を行い、トナミHDと民事再生支援に関するスポンサー契約を2024年3月15日に締結していた。

6月3日付けで旧アペックスから「エーピー管財」に称号変更し、新設分割により設立した新会社(アペックス)の全株式をトナミHDが取得し子会社化した。

新会社ではエーピー管財の物流・倉庫の事業基盤をそのまま継承し、事業に必要な資産を継承する一方、負債は継承せず雇用を維持しながら事業規模の拡大を目指す。

また、エーピー管財の関連会社のうち、輸送・石油販売・板金塗装の事業を営む関連会社を孫会社化した。

孫会社化されたのは日清冷凍運輸、鳩本運輸、ペネトレイト、藤和商運、西金運輸、三尚運輸、共立商事、丸福石油産業、大栄自動車工業の9社。

■異動する新会社の概要
名称:アペックス
所在井:石川県金沢市東蚊爪町ラ47-1
事業内容:一般貨物自動車運送事業、冷蔵倉庫業
資本金:5000万円
設立:2024年6月3日
大株主及び持ち株比率:エーピー管財100%

トナミHD/民事再生手続き申立のアペックスを支援

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