川崎汽船は6月27日、グループの船舶管理会社、ケイラインローローバルクシップマネージメントの管理船2隻が「ベストクオリティーシップ2023」を受賞したと発表した。
賞は日本水先人会連合会が選定するもので、受賞した2隻は自動車船「HAMBURG HIGHWAY」とばら積み船「CAPE GARNET」。
この表彰制度では、船舶の安全航行のみならず、港湾や海洋環境の保護に関する意識を高める目的で水先人から見た優秀船舶を選定している。
選定に際しては、乗下船設備や航海設備の状態に加え、船内の指揮命令系統、安全運航に対する乗組員の高い意識などから総合的に評価される。
<左から川崎汽船の遠藤英明 安全品質管理グループ長、日本水先人会連合会の片岡徹 会長、ケイラインローローバルクシップマネージメントの齋藤克浩 東京支店長>
川崎汽船グループとしては、安全運航と輸送品質管理を極めることで、社会的価値と経済的価値の双方を実現し、グローバル社会のインフラを支えることで持続的成長と企業価値向上を目指すとしている。