住友倉庫は東京都による「燃料電池フォークリフトマッチング導入支援事業」に応募し、トライアル利用者として選定された。
東京都の支援のもと、同社事業所において水素を燃料とする燃料電池フォークリフト(FCFL)を、約2か月間にわたり使用し、その導入効果の検証等を行う。
この事業はエネルギーの安定供給確保や脱炭素に向けた取組みとして、東京都が都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化を目指す中で、物流業界における脱炭素化と水素利用拡大のために実施している事業。
住友倉庫はグループの第五次中期経営計画において、「環境負荷の軽減及び気候変動問題への取組み」を掲げている。物流施設で行われる荷役におけるCO2排出量の削減に向けて、使用時にCO2を排出しない水素燃料のFCFLのトライアルを行うこととしたもの。
■概要
実施期間:2024年8月~2024年9月
実施場所:同社東京支店お台場営業所(東京都江東区青海 4-6-16)
FCFL提供者:トヨタエルアンドエフ東京
水素充填設備提供者:鈴木商館