佐川急便は7月9日、県民サービスの向上ならびに地域の活性化を図るため「包括連携協定」を締結した。
社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動に積極的に取り組んでいる。その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
SAGAWAタウンサポートとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
協定の締結を契機に、双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
主な協定内容は、(1)災害対策(地域防災への協力)に関すること、(2)地域の安全・安心に関すること、(3)観光支援に関すること、(4)地域産品の流通・販売支援に関すること、(5)環境保全の推進に関すること、(6)その他地域活性化に関すること。
なお、今回の包括連携協定締結を記念して、熊本県PRキャラクター「くまモン」と熊本城のイラストをあしらったご当地段ボール(Lサイズ)を制作。7月11日より、熊本県内の営業所および宅配カウンターにて販売する。