ミカロジは7月23日、主に女性向けのデリケートな商材等を取り扱う「フェムテック専用物流センター」を開設した。
＜女性中心の物流センターを開設＞
同社は物流業界としては珍しい「女性が運営する物流会社」。営業・専任担当者・出荷作業など一連の対応のほぼ全てを女性が担っている。フェムテック（Femtech）とは、女性（Femaie）とテクノロジー（Technology）を掛け合わせた造語。様々な女性特有の健康課題に対してテクノロジーで解決する商品やサービスを意味する。
同社は中小企業専門の発送代行会社として、保管・出荷・検品・デバンニングなど物流に関わるあらゆる業務を行っている。「近年、女性の割合が8割となり、各部署のリーダーも女性になっていることに気づいた」という。
＜会議の様子＞
物流事業者として女性が働きやすい環境づくりを推進するにあたり、「フェムケア」「フェムテック」という分野に注目。女性のためのデリケートな商材を扱う専門物流センターを開設することとした。
また、今年6月にはHPをリニューアル。「気付いたら、女性が運営する物流会社になっちゃった！」をキャッチコピーとして、自然と女性メンバーが増え、中心として運営していることを伝えた。
＜ミカロジHP＞
2024年問題や人材不足などが深刻化するなか、同社は中小企業の物流にまつわる課題を請け負うことで中小企業の発展につなげていく考え。社内においても「フェムケア」を推進し、福利厚生として乳がん・子宮がん検診を実施するとともに、男女共に健康に働ける環境を整えていきたいとしている。
