DHLとGoogleは7月30日、持続可能な航空燃料(SAF)を使用したDHL Expressの国際輸送サービス「GoGreen Plus」活用でパートナーシップ締結を発表した。
このパートナーシップは、アメリカ、アジア、ヨーロッパ市場におけるデバイス&サービス事業部が取り扱うGoogle製デバイスのエクスプレス輸送が対象。また同社が推進する航空貨物輸送での脱炭素技術の積極的な活用策の一環となる。
<航空物流の脱炭素化へ協力>
両社は2023年4月に開催された「DHL Era of tainable Logistics Global Summit」を機に話し合いをスタート。会場では世界的なオピニオンリーダーや関係者が、より環境に優しいロジスティクスについての議論を行った。
このサミットを経てGoogleは昨年6月、DHL ExpressとのSAFを活用した4か月間のパイロットプロジェクトで協力し、成功を収めたことで今回のパートナーシップ締結につながったという。
「GoGreen Plus」は、SAFを活用し顧客の貨物輸送から発生するCO2排出量の削減を可能にするサービス。2050年までにネット・ゼロ・エミッションの実現を目指すDHLグループの目標を達成するための手段の一つとして、2023年から提供している。
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