資源エネルギー庁が7月31日に発表した6月分の石油統計速報によると、原油輸入量は993万kl(前年同月比8.7%減)となった。
輸入先国は量が多い順に、アラブ首長国連邦(410万kl、0.8%増)、サウジアラビア(410万kl、9.0%減)、クウェート(83万kl、24.5%減)、カタール(39万kl、26.3%減)、エクアドル(16万kl、106.4%増)となっている。
中東依存度は96.4%で、前年同月比0.9ポイント減と2か月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は986万kl(2.4%減)と前年を下回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油は前年同月を上回ったが、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は919万klで、前年同月比3.9%増と2か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油で前年同月を上回ったが、ナフサ、B・C重油は前年同月を下回った。