セイノーＨＤが8月8日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高1646億3200万円（前年同期比3.4％増）、営業利益65億4600万円（6.3％増）、経常利益69億4800万円（1.4％減）、親会社に帰属する当期純利益31億9500万円（27.9％減）となった。
セグメント別に見ると、輸送事業の売上高は1201億2200万円（1.9％増）、営業利益は35億8000万円（4.7％減）だった。
主力の特積み輸送、ロジスティクス、貸切輸送の拡大に注力したほか、他社との連携や協業を推進。取扱貨物量を確保しながら適正運賃収受を図り増収につなげたが、外注費等の増加もあり減益となった。
中核会社の西濃運輸では、2024年問題等に対応した5年ぶりとなる新しい届け出運賃の適用を6月より開始し、適正運賃収受を進めているという。
通期は、売上高6587億円（2.5％増）、営業利益309億円（32.0％増）、経常利益324億円（32.3％増）、親会社に帰属する当期純利益194億円（33.2％増）を見込んでいる。
