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日本コンセプト 決算/1~6月の売上高3.7%減、営業利益25.0%減

2024年08月15日/決算

日本コンセプトが8月13日に発表した2024年12月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高86億8900万円(前年同期比3.7%減)、営業利益14億7000万円(25.0%減)、経常利益15億700万円(28.2%減)、親会社に帰属する当期利益10億3400万円(29.1%減)となった。

中間期決算は、内需が乏しい中でも大量生産を続けた中国からの安値での過剰輸出により韓国・台湾を中心とした東アジアの化学品メーカーの製品が価格競争力を失い、日本の大手メーカーも主力製品の減産を行ったため日本からの輸出は落ち込み、業績は予算を大きく下回った。

国内輸送においては、2024年問題に直面するなか長距離ドライバーを必要としない鉄道や内航船、貨物フェリーを利用したモーダルシフトを可能とするタンクコンテナの優位性をアピールした啓蒙活動をしながら全国的に幅広く営業を推し進めている。

通期は、売上高190億8900万円(10.4%増)、営業利益30億7100万円(7.1%減)、経常利益30億2700万円(13.4%減)、親会社に帰属する当期利益20億6600万円(15.0%減)を見込んでいる。

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