F-LINEは8月15日、北海道地区の飲料デポにおけるトラック輸送の一部運航（350km圏内）について、鉄道のトライアル輸送を実施すると発表した。
飲料デポはF-LINEが2024年9月から運営しており、トライアル輸送は札幌通運と共通運送で構成する「北海道地区 飲料モーダルシフト協議会」がデータ収集や分析を目的に行うもの。
国土交通省の「モーダルシフト等推進事業費補助金」に申請し、このほど交付が決定したことを受け実施する。
現在の輸送手段のトラックを鉄道輸送に変えると、CO2排出量の大幅な削減が見込める。2024年問題の課題解決策の一つとして、北海道地区の中・長距離輸送の新しいスキームを検討し、他の地域へ展開できる標準モデルの策定も視野に入れているという。
