セイノーホールディングス(HD)は4月16日から7月16日にかけて計15回、地元、岐阜県の朝日大学で寄付講座を実施した。
朝日大学とは地域社会の発展と人財育成を目的とした「産学連携協定」を2013年に締結しており、寄付講座の講師はセイノーHDの人財開発チームなどが務めている。今年度は約60人の学生が参加した。
講座は、社会人1年目から即戦力として活躍できる思考と行動を習得できるようにと練られ、「コミュニケーション力を高めよう」「見方を変えてみよう」「PDCAサイクルを回して目標を達成しよう」「社会課題の解決に貢献しよう」「AI講座」など、セイノーグループの社内研修や仕事の進め方を基にした。「ビジョンを持とう」と題し、経営者の心得を学んだ学生がビジョンをプレゼンテーションする回もあった。
これを受け、参加した学生からは「講座を通じコミュニケーション力やプレゼン力を身に付けることができた」「時代に合ったスキル、知識を学び続けていくことが大切だと感じた」などの感想が寄せられた。
また講師を務めたセイノーHD社員からも「学生たちの熱意に触発され、私自身も多くのことを学んだ」との声が上がったという。