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日本GLP/五霞町の物流施設で食堂無償化、圏央道沿いの雇用支援へ

2024年09月03日/物流施設

日本GLPは9月3日、茨城県猿島郡五霞町の物流施設「GLP 圏央五霞」で、契約面積に応じて食堂の無償化を一部実施すると発表した。

物流の2024年問や人件費高騰を背景に、圏央道沿いの施設に入居する企業の雇用を支援する狙い。人材確保に向けたサービスの拡充、設備の充実策として行う。

<「GLP圏央五霞」の食堂付きカフェテリア(左)と、メニューイメージ>20240903glp - 日本GLP/五霞町の物流施設で食堂無償化、圏央道沿いの雇用支援へ

「GLP圏央五霞」は、地上3階建て、延床面積13万9879m2のマルチテナント型施設で、圏央道「五霞IC」や新4号国道に近く、関東全域にも東日本の広域配送にも適した立地。

就労環境を快適にするため、食堂付きカフェテリアや24時間の無人売店を設け、通勤者用に600台超の駐車場なども整備している。

食堂の無償化は、入居企業の福利厚生を充実させ、雇用確保をサポートしようとするもの。食堂運営事業者と連携し専用のサイトを活用することで、効率的なオペレーションとする。

入居企業からは「施設内で温かい食事が無償で提供されることで、従業員の満足度が向上し、働く意欲が高まる。福利厚生の充実は新たな人材の確保や企業全体の生産性向上にもつながる」と期待の声が寄せられているという。

日本GLPはこのほか、圏央道沿いの施設で、倉庫内に大型シーリングファンや庫内窓を設置して働く環境を良くしたり、地元の高校と連携して入居企業の就職説明会を開き雇用確保を支援したりもしている。

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