阪急阪神エクスプレスの米国法人であるHANKYU HANSHIN EXPRESS (USA) INC.は10月1日より、ロサンゼルス支店併設の倉庫と同じ棟内で隣接するスペースを新たに賃借し、倉庫面積を倍増した。
増床により一棟借りとなるとともに、米国法人で最大規模の倉庫となる。
倉庫の立地するカーソン市はロサンゼルス国際空港から車で約25分、米国西岸最大のロングビーチ港から車で約20分に位置しており、多くの物流会社や輸入者が米国西部の物流・サプライチェーンのハブ拠点として倉庫を構えている。
倉庫需要の旺盛な同地域で、同支店では2004年の移転以来、内陸都市発着のクロスドックのCFSとしての業務の他、保税倉庫を活用した輸入一時保管、入庫から検品、ラック管理、ピッキング、再梱包、ラベル貼付、出庫・配送、在庫管理までの付帯業務を含めた 3PL業務を中心として、ロジスティクス事業の拡大に注力してきた。
現在、新規引き合いが多く、手狭な状態がネックとなっていたが、ロジ専用の第二倉庫開設が急務となっていたところ、隣接スペースに空きが出たことから、倉庫一棟借りとなったもの。新スペースは現倉庫との壁の取り払い工事も終え、5段のパレットラック(1400パレット保管可能)の設置も完了しており、間もなく新ロジ専用エリアとして本格稼働となる。
■概要
名称:HANKYU HANSHIN EXPRESS (USA) INC.
Los Angeles Branch & Warehouse
住所:1561 Beachey Place, Carson, CA 90746 U.S.A.
増床日:2024年10月1日
倉庫面積:約9996m2(うち事務所 約1357m2)
倉庫設備:非常用発電機、24 時間CCTV セキュリティ
業務内容:輸出入貨物保管・管理、梱包、集荷配送、在庫管理、流通加工、検品