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川崎汽船 決算/4~9月の売上高は17.9%増、営業利益38.3%増

2024年11月05日/決算

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川崎汽船が11月5日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高5380億1500万円(前年同期比17.9%増)、営業利益611億4000万円(38.3%増)、経常利益1873億2500万円(126.8%増)、親会社に帰属する当期利益1832億1800万円(201.3%増)となった。

セグメント別では、製品物流事業の売上高は3097億円(17.4%増)、営業利益1830億円(135.9%増)と増収増益だった。

製品物流事業の自動車船事業では、中東情勢の影響や一部地域での港湾混雑が継続したものの、安定した完成車輸送の需要を背景に、効率的な運航・配船を推進し、海上輸送台数は引き続き堅調に推移した。

コンテナ船事業では、北米での堅調な個人消費や北米東岸での労使交渉決裂によるストライキ発生を懸念した船積み時期の前倒し需要、中東情勢の影響により欧州での年末に向けた需要増加が例年よりも早く始まったことから好調な荷動きとなり、短期運賃が上昇した。全体的な需給環境は第2四半期の終わりにかけて軟化したが、前年同期比で増収増益となった。

物流事業のうち、国内物流・港湾事業では、コンテナターミナル取扱量は堅調に推移。曳船事業の作業数及び倉庫事業の取扱量も堅調に推移した。

国際物流事業では、フォワーディング事業における航空輸送需要が半導体関連をはじめとして、緩やかな回復傾向にある。完成車物流事業は需要が依然高く、豪州各港での滞船問題も改善し、陸送取扱台数及び保管台数は堅調に推移した。

通期は、売上高1兆300億円(7.5%増)、営業利益1060億円(26.0%増)、経常利益2400億円(80.8%増)、親会社に帰属する当期利益2350億円(130.4%増)を見込んでいる。

大東港運 決算/3月期の売上高6.3%減、営業利益38.2%減

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